【大会コラム】ITF Futuresってどんな大会?

テニス世界大会はピラミッド構造
ITF Futuresってどんな大会?

ITF Futuresを一言で言うと「誰もが通る下部大会」です。
今世界のトップで戦っている選手も含めて、選手の誰もがFuturesの転戦を経験しています。
またとても過酷なステージでもあります。

男子テニスの世界大会は大きく4段階に分かれています。

ITF Futures
フューチャーズ大会
M15 / 25
最も下部の大会

ATP Challenger
チャレンジャー大会
CH50 / 75 / 100
125 / 175

ATP TOUR
男子ツアー本戦大会
ATP250 / 500 / 1000

Glandslam
世界4大大会
最も上位の大会


男子のITF Futuresは2025年に全世界で659大会が開催され、1年を通して様々な国で開催されます。
日本国内ではかしわ国際オープンを含めて男子大会で13大会が開催されます。
ITF FuturesにはM15とM25の2種類があり、数字が優勝した際に獲得できる世界ランキングを決めるポイントを示します。
数字が優勝獲得ポイントを指すのはFutures、Challenger、ATP TOURの全ての大会に共通しています。
M15は15ポイント、CH50は50ポイント、ATP500は500ポイントとなります。
ちなみに世界最高峰の大会であるグランドスラムで優勝すると獲得できるポイントは2000です。

同じ下部大会で何が違う?
同じ下部ツアーでも大きな違いがあります

男子下部大会では「ITF Futures」と「ATP Challenger」の2種類の大会が存在します。
メディアでは「下部大会」とまとめて称されることが多いですが、賞金総額とポイント以外にも違いがあります。
最大の違いは「主催団体」です。FuturesはITF(国際テニス連盟)、ChallengerはATP(男子プロテニス協会)が主催団体となります。
もう一つの違いは「選手ホスピタリティの有無」です。Futuresの場合、選手が宿泊するホテルは大会側が確保しますが、宿泊の支払いは選手の自己負担となります。またホテルから会場までの送迎がない大会の方が一般的です。
一方でChallengerの場合は本戦に出場する選手のホテル宿泊費、ホテルからの送迎など選手が過ごしやすい環境が提供されるので、選手は様々な負担が軽減されます。

勝ち抜かなければ、次のステージに進めない
次のステージに上がるのは簡単ではない

選手は当然賞金も多く、ポイントも獲得できて、ホテル費用などが提供される良い環境の試合に出たいですが、
試合への出場可否はエントリーした選手が持っているポイント数で決まります。
例えば出場枠が28枠ある大会に50人がエントリーした場合、保有ポイント上位28名が出場という仕組みです。

ポイントの少ない選手はグレードの高い大会では出場リストに入ることが難しいため、ポイントを獲得するためにFuturesなどの試合を勝ち抜かなければなりません。ポイントのない選手は予選や予選ワイルドカード大会などのチャレンジとなることが多いです。
また、大会で獲得したポイントの有効期間は52週間(1年間)のため、試合に出て、勝ち続けなければポイントを失うので次のステージに上がることは簡単なことではありません。
このようなツアーの仕組みから支出も多く、獲得ポイントが少ないFutures大会が過酷なステージと呼ばれます。

最近の記事

PAGE TOP